簡単さは、
価値だ。

ZAICOの事業は「究極の簡単さ」を目指して進化を続けてきました。
そのルーツは、山形の小さな倉庫で得た「簡単さは価値」という学びにあります。

ZAICOが目指す在庫管理のあり方、その先に描く未来の社会を、
「私たちの想い」にまとめました。

私たちの想い

クラウド在庫管理システムzaicoは、実は山形の小さな倉庫会社の社内システムが原型になっています。

当時、この倉庫会社にはシステムなどはなく、倉庫内の在庫状況は担当者の頭の中にしか入っていませんでした。
Excelや市販されている在庫管理ソフトを導入しても「むずかしい・めんどくさい」と現場から反対され、うまくいきませんでした。

一方で、あんなにパソコンを嫌がっていた倉庫の従業員たちはお昼休憩時間にスマホや携帯を夢中になって操作していました。
当時、倉庫でアルバイトとして働いていた田村(現ZAICO代表)が、その姿を見て「スマホアプリならみんな使ってくれるんじゃないか」と試作したのがボタンが4つだけの簡単・シンプルな在庫管理アプリでした。
 
紆余曲折あったものの、操作の簡単さが評価され、このアプリは現場に浸透していきます。これが現在のzaicoへと発展していきます。
この倉庫で得られた一番の学びは「簡単さは価値」というものでした。

では、在庫管理における「究極の簡単さ」とはなんでしょう?
私たちは、それは「在庫管理そのものがなくなること」(完全に自動化されること)だと考えています。
 
在庫管理システムやスマートフォンアプリがすごく使いやすくなったとしても、人間がモノの確認をしている限り、そこには難しさ・手間・不正確さが残ってしまいます。

在庫管理の完全自動化のためには、実際の物品の情報を正確に取得する必要があります。
そのため、私たちは自身の強みを「リアルなモノの情報を一番上手に取り扱える」に定め、事業をおこなっています。
スマホやパソコンなどの手入力に依らない仕組み作り(例えばIoT重量計ZAICONや無線ICタグRFID対応のR-ZAICO)と、その仕組みから得られたモノの情報をクラウドに上げ、扱えるようにするが私たちの事業領域になります。

さて、リアルなモノの情報が正確にリアルタイムにわかるようになったらどうなるでしょうか。
製造業では作り過ぎや、作らなすぎによる機会損失を防止できますし、卸売・商社では物品が多いところから不足しているところにモノを移すといった活動ができるようになります。
果ては非小売業同士の物品の取引にも繋がっていくでしょう。1km先にほしいモノが購入可能な状態であることがわかれば、200km離れた倉庫からモノを取り寄せる必要はないのです。これは社会全体の効率化に繋がります。

ですから、私たちは会社の存在目的を以下のように定め、その実現に向けて日々活動しています。
「モノの情報を、集め、整え、提供し、社会の効率を良くする」
 
この存在目的に共感し、一緒に働いてみたいという方はぜひご応募ください。