自分の領域を決めないからこそ、新しい自分を発見できる

株式会社ZAICOのメンバーに、働く環境、そして自分の成長を聞いていくメンバーインタビュー。第二回は開発チームで活躍するFさんにお話を伺いました。

F:福岡市とタイチェンマイの2拠点生活。東京でのシステム開発の経験やタイでの会社設立などを経て2020年ZAICOに入社。2023年12月に正社員採用。2024年2月からCTO。

 はい。現在はタイの会社を運営しながらZAICOでCTOをしています。
 前職ではweb広告の配信システムを開発していましたが、
 退職後友人に誘われてタイでのプロジェクトに1年弱ほど参加したのがきっかけで、
 現地で知り合った日本人と2人でシステム開発と運用の会社を立ち上げました。

 6年ほどして、前職で仲の良かった友人から連絡がきて、
 誘われたのがきっかけで、2020年にZAICOに入社しました。

 最初はタイのチェンマイの自宅からフルリモートで働いていて、
 今も1年のうち何カ月かは東南アジアから仕事をすることが多いです。

 迷いはなかったです。この人が言うなら、という信頼関係がある方たちだったので。
 あと、何事も、自分が求められるのであれば、やれることはやってみよう、という気持ちでいます。

 自分の思い込みで苦手だと思っていても、やってみると意外とできたりして。

 新しい自分を発見できるのが面白いし、まずやってみて、どうしても苦手なら、そこでまた考えればいい、という
 気軽な気持ちで何事にも挑戦してみようと思っています。

 自分で自分の領域を決めないでいたいですね。これは
 タイで会社を立ち上げ、なんでも自分でやらなければならないという環境になったときに感じました。

 タイにいるときには数カ月ごとに周辺を回ったりしていました。
 また、妻がミャンマー人で今はミャンマーにいるので、そちらにもよく行きます。
 いずれはミャンマーに長期滞在してフルリモートで働けたらいいなぁと思っています。

 落ち着いているというか。いい意味で大人というか、付き合いやすい人が多く気軽に意見を交わせるので、
 開発に関して2年ほどあった自分のブランクが気にならないくらい、すんなり仕事に入れましたね。

 ZAICOのCTO(最高技術責任者)をしています。
 開発の他にもチームマネジメントやサーバーサイドの実装タスク、あとは採用関係にも携わっています。

 これまでずっと開発をメインにしていましたが、今が一番幅広く業務を行っていますね。

 それぞれの仕事への時間配分が難しい所ではありますが、
 メンバーとの信頼関係を大切にしながら、いずれも
 スピード感をもって取り組むようにしています。

 チャレンジの回数を増やすことで、お客様やメンバーからもフィードバックをより多くもらえて、
 その結果、より良いものができあがる、と考えているのでスピード感をもって対応しています。
 こうやってお客様やメンバーと信頼関係を作ることが大切だと感じています。
 お客様に使ってもらってはじめて価値がでるサービスなので、現場からの意見を大切にしたいですね。 

 3年ほど前に携わった変更履歴の移行に関するプロジェクトです。
 積年のデータ件数が多く、意図しないデータが含まれていたりして、何度もテストをやり直した記憶があります。
 アプリの根幹部分であるため影響範囲が大きく、大変さや緊張感も大きかったです。

 でも、その分やりがいも感じました。
 自分が考えた仕組みがお客様のニーズに沿った上で上手く機能していると嬉しいし、
 そこが開発の面白い所だと思っています。

 プロダクトが出来た時よりも、お客様に問題なく使ってもらい、
 なおかつ使いやすいと言っていただけて初めて成功したと感じられます。

 そのために、自分が実際に何度も使ってみたり、
 全く知らない人が触っても使いやすいか、わかりやすいか、といった視点で何度も検証したりして、改善を重ねます。

 一見時間のかかることですが、一番効率的だと思っています。

 ZAICOはスタートアップです。
 ZAICOの目指したいビジョンに共感し、臨機応変に楽しんで仕事ができるような人は、
 ZAICOが合っていると思います。スキルは基礎があれば後からキャッチアップできるので。

 オンラインでの関係は、通勤時間がない分、自分の仕事に集中しやすいのがメリットです。

 一方、他の人がどういう仕事をしているかという全貌が見えにくいため、若い人が成長しづらいかもしれません。

 でも、ZAICOは自ら質問したり動いたりすれば、必ず周りが応えてくれますし、
 私たちも若い人たちが自分の意見を言えるように、話しやすい、聞きやすい環境を作ることを心がけています。

 互いに気を使いすぎることなく、本音を言い合える関係性でいたいですね。

  「zaicoがいい。zaicoを使っていて良かった」と思ってもらえるサービスやプロダクトを
 作り続けていきたいですね。

 あとは、社内の人と定期的に、飲み会などで集まりたいです。
 実際に顔を見合わせて話がしたいのと、個人的にお酒も大好きなんです。